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ブルーラジカル

重度歯周病でも「切らずに治す」
新しい選択肢

ブルーラジカルとは

「他院で外科手術が必要と言われた」と来院される方は、思いのほか多いです。

持病がある、仕事が休めない、とにかく切るのが怖いなど理由はさまざまですが、外科を前にして足踏みされている方が一定数いらっしゃることは、日々の診察の中で実感しています。
そういう方に、外科の手前で一度試せる選択肢を用意することを目的として、当院はブルーラジカル P-01を導入しました。

ブルーラジカル P-01は、厚生労働省が認定した世界初の非外科的歯周病治療器です。
歯茎を切らずに、深い歯周ポケット内の細菌や歯石に働きかけられる点が特徴で、重度の歯周病でも適応できるケースがあります。
当院では、日本歯周病学会に所属する専門医が患者さんの状態を見たうえで、この機器を使うかどうか、外科が必要かどうかを判断しています。

こんなお悩みはありませんか?

  • 「歯周病が進行していて、外科手術が必要と言われた」
  • 「歯がグラグラしているけれど、できれば抜きたくない」
  • 「痛みや腫れが続いていて、このままでは不安」

当院では、このような患者さんに「ブルーラジカル P-01」による治療をご提案しています。

ブルーラジカル P-01は、重度の歯周病向けに開発された世界初の非外科的治療器で、厚生労働省から認定を受けた医療機器です。
従来であれば外科処置が前提となっていた進行した歯周病に対しても、切開や縫合を行わずに対応できる可能性がある点が、この機器の最大の特徴です。

ただし、適応には条件があります。すべての方に使えるわけではありませんので、まず検査で歯周病の進行状況を確認したうえで判断します。

歯周病が怖いのは、気づいたときには進んでいるから

歯周病は、歯を支える歯茎や周囲の骨が細菌によって壊されていく病気です。
日本人の成人の約8割が罹患しているとも言われており、歯を失う原因の第1位とされています。

厄介なのは、初期段階ではほぼ自覚症状がないこと

「歯茎から血が出る」「口臭が気になる」といったサインが出た頃には、すでに炎症がかなり進んでいるケースも少なくありません。
さらに放置すると、歯周ポケット(歯と歯茎の境目にある溝)が深くなり、歯がグラグラと動揺し始め、最終的には抜歯を余儀なくされることもあります。

近年の研究では、歯周病が糖尿病・心疾患・誤嚥性肺炎など全身の健康にも深く関わることが明らかになっています。
口の中だけの問題ではない、という認識が歯科界でも広まってきています。

ブルーラジカル P-01とは

ブルーラジカル P-01は、「ラジカル殺菌」と「超音波振動」という2つのアプローチを組み合わせた歯周病治療器です。

従来の歯周病治療では、中等度から重度まで進行した歯周病には、歯茎を切り開いて歯石を除去する「フラップ手術」と呼ばれる外科処置が必要になることがありました。
フラップ手術は、歯茎を切開し、直視下で感染部位を取り除く術式で確実性はありますが、痛みや腫れ、回復までのダウンタイムが患者さんへの大きな負担となっていました。

ブルーラジカル P-01は、その外科処置を行わずに、深い歯周ポケット内の細菌や歯石を除去する可能性をもった機器です。

ブルーラジカル P-01とは

ブルーラジカルの2つのアプローチ —殺菌と除去を同時に行う

ブルーラジカル P-01は、次の2段階で歯周病にはたらきかけます。

  1. ラジカル殺菌システム 過酸化水素水に青色光を照射することで「フリーラジカル」いわゆる活性酸素が生成されます。
    このフリーラジカルが歯周ポケット内に潜む歯周病菌を強力に殺菌し、従来の方法では届きにくかった深部にまで効果を届けます。
  2. 超音波振動による物理的除去 超音波の振動によって、歯根面に付着した歯石やプラーク(細菌のかたまり)、バイオフィルム(細菌が膜状に固まったもの)を物理的に取り除きます。

「殺菌」と「物理的な除去」が同時に進む。これが、ブルーラジカル P-01の核心にあるしくみです。

ブルーラジカルの3つの特徴

  • 歯茎を切らないため、ダウンタイムが短い
    切開や縫合を伴わないので、治療中の痛みや不快感が少なく、治療後の腫れや出血も抑えられます。
    翌日から通常の生活に戻れることが多い点は、仕事や家事で休みを取りにくい方には大きなメリットです。
  • 深い歯周ポケットにも届く
    歯周ポケットの深さが6mm以上ある重度の歯周病にも対応可能で、従来の超音波スケーラーだけでは届きにくかった深部への処置も行えます。
  • 治験で効果と安全性が確認されている
    ブルーラジカル P-01は、歯周ポケットの有意な減少を実証した唯一の治療器です。
    臨床治験において、膿や炎症の軽減、軽度の動揺歯の改善も確認されています。
  • メンテナンスとの組み合わせが大切
    深部の細菌やバイオフィルムを除去しても、日々のセルフケアと定期的なメンテナンスが続かなければ、再び環境が悪化します。
    治療後の経過観察と予防歯科への移行が、長期的な歯周病管理の鍵です。
このような方におすすめです
  • 歯周病が進行し、外科手術を勧められた方
  • 歯がグラグラして不安を感じている方
  • 歯茎の腫れや出血、膿が続いている方
  • 外科手術に抵抗がある方
  • 持病があり、外科的な処置が難しい方
  • できるだけ自分の歯を残したい方
  • 過去に歯周病治療を受けたが再発してしまった方
【めざまし8】で放送されました

【世界初】歯周病治療器が日本で初承認 99.99%菌が死滅する? 開発者が解説【めざまし8ニュース】

治療当日から、メンテナンスに移行するまで

  1. 検査・診断 歯周ポケットの深さの計測、歯の動揺度のチェック、レントゲン撮影などを行い、歯周病がどの段階まで進行しているかを確認します。
    患者さんの全身状態やご希望も含めて、ブルーラジカル P-01の適応かどうかを判断します。
  2. 治療計画のご説明 検査結果をもとに、治療の方針をお伝えします。
    ブルーラジカルで対応できるケースなのか、他の処置と組み合わせる必要があるかなど、当院の歯周病専門医が状況に応じてご説明します。
  3. ブルーラジカル治療 過酸化水素水を歯周ポケット内に注入し、青色光を照射しながら超音波振動で歯石を除去していきます。
  4. 経過観察・メンテナンス 治療後は定期的に経過を確認し、歯周ポケットの改善状況をチェックします。状態が安定すれば、予防歯科でのメンテナンスへと移行します。
    治療で改善した状態を保てるかどうかは、この段階にかかっています。

歯周病でお悩みの方へ

歯周病は慢性疾患です。一度治療しておしまい、とはなかなかなりません。

  • 年齢のせいだから歯周病になるのは仕方ない
  • 今は痛みがないから大丈夫

と放置していると、気づいたときには手の打ちようがなくなっていたという経過を歩まれる方を、当院でも少なからず見てきました。もったいない話です。

当院では、ブルーラジカル P-01を用いた低侵襲な治療を選択肢のひとつとして、歯周病専門医と院長が連携しながら対応しています。

「自分の歯周病はどの程度進んでいるのか」「ブルーラジカルは自分に向いているのか」など、気になることはどうぞ遠慮なくご相談ください。