小児矯正の開始時期は、お子様の歯並びや顎の状態によって異なりますが、一般的には6〜10歳頃が適しています。この時期は、前歯と6歳臼歯(第一大臼歯)が永久歯に生え変わり、乳歯と永久歯が混在する「混合歯列期」と呼ばれる段階です。
特特に早期の介入が必要なのは、受け口(反対咬合)のケースです。受け口は、放置すると下顎の成長が過剰に進み、年齢とともに悪化する傾向があります。そのため、3〜5歳という早い段階から治療を開始することもあります。
逆に、出っ歯(上顎前突)の場合は、上顎の成長が活発な6〜8歳頃から始めることが多いです。


















