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自然で健康的な口元にしたい

上顎前歯のジルコニアブリッジと
マウスピース矯正・
ホワイトニング

患者様の主訴

患者様の主訴

前歯の差し歯が白く浮いて見えるのが気になる

過去に治療した「前歯の差し歯」が白く浮いて見え、他の歯とのバランスが悪いので治したい、というご希望で当院にご来院されました。

その他にも、歯並びなども気になるため、これを気に一気に治療したいとのことでした。

診査・診断と治療計画

精密検査の結果、左上1番は歯周病が進行し、歯を支える骨がかなり失われていました。前歯を中心に歯ぐきも下がってきており、左上1番についてはこれ以上の保存は難しいと判断し、抜歯することとしました。

歯周病が進んだ部位は、抜歯後に骨や歯ぐきが痩せやすく、そのままにすると将来の被せ物に必要な土台が足りなくなってしまいます。そのため抜歯と同時に、リッジプリザベーション(抜歯後に骨や歯ぐきが吸収されるのを防ぎ、将来の治療に必要な骨量や歯ぐきの形態を保つ治療法)を行うことにしました。

上顎前歯はジルコニアブリッジで再補綴し、自然な色調・形態に回復させていきます。下顎前歯の叢生(ガタガタした歯並び)は、噛み合わせと被せ物を安定させるための前処置としてマウスピース矯正(約9ヶ月)で整え、あわせてデュアルホワイトニングで天然歯を明るくして、補綴物と全体の色調を合わせていきます。

本症例の治療について

治療の流れ

  1. 精密検査・診断、歯周基本治療とクリーニング

    口腔内の状態を詳しく確認し、治療を進めるうえで必要な歯周基本治療とクリーニングを行い、口腔内環境を整えました。

  2. 下顎前歯のマウスピース矯正(補綴前処置・約9ヶ月)

    補綴・噛み合わせを安定させるため、下顎前歯の叢生をマウスピース矯正で改善しました。歯列と咬合の土台を整えてから上顎前歯の補綴に進む計画です。

  3. 左上1番の抜歯とリッジプリザベーションとデュアルホワイトニング

    保存が難しい左上1番を抜歯し、同時にリッジプリザベーションで骨・歯ぐきのボリューム低下を抑えました。並行してデュアルホワイトニングを行い、天然歯の色調を明るく整えています。

  4. 本ケースにおけるリッジプリザベーションの目的

    歯を抜くと、それまで歯を支えていた骨(歯槽骨)や歯ぐきは、時間とともに自然にやせて(吸収して)いきます。特に前歯では、骨や歯ぐきがやせると土台がへこみ、後から入れる被せ物やブリッジ・インプラントの見た目や清掃性に影響することがあります。

    リッジプリザベーション(抜歯窩温存術)は、抜歯と同時に抜いた穴へ骨補填材を入れるなどして、骨や歯ぐきのボリューム低下をできるだけ抑える処置です。あらかじめ土台の形を保っておくことで、その後の補綴物をより自然な見た目・形態に仕上げやすくなります。

    本症例でも、左上1番の抜歯時にこの処置を行い、ジルコニアブリッジの仕上がりを自然にするための土台づくりとしています。

  5. 上顎前歯にジルコニアブリッジを製作・装着し、色調と形態を最終調整

    ホワイトニング後の色調に合わせてジルコニアブリッジを製作・装着し、前歯の形態と口元全体の調和を最終調整しました。

治療前後の比較

口腔内写真

治療前
治療前
治療後
治療後

治療前後の比較

治療前は上顎前歯の差し歯が白く浮き、下顎前歯の叢生も目立っていました。治療後は前歯の色調・形態が周囲の歯と自然に調和し、下顎の歯列も整って、清潔感のある口元へと改善しています。

担当ドクターより

この症例では、見た目の改善だけでなく、土台となる歯列・噛み合わせ・歯ぐきの状態まで整えることを重視しました。
抜歯時にリッジプリザベーションで骨・歯ぐきのボリュームを温存し、ブリッジの仕上がりをより自然に仕上げています。補綴前にはマウスピース矯正で土台となる歯列・噛み合わせを整え、長持ちする補綴を目指しました。

また、ホワイトニングで天然歯の色を明るくしてから補綴物の色を合わせているので、周囲の歯との色味や形状などのバランスが整い、口元全体が綺麗に見えるようになりました。

主訴 前歯の差し歯が白く浮いて見える。歯並びも整えて自然で健康的な口元にしたい
治療期間 約1年
治療費 リッジプリザベーション
50,000円
上顎前歯 ジルコニアブリッジ 480,000円
デュアルホワイトニング
41,000円
下顎前歯 マウスピース矯正 350,000円
リスク 矯正治療後の後戻り、過度な衝撃による補綴物の破折、ホワイトニング後の知覚過敏、抜歯後の骨吸収